うつ病の発症の原因とその症状をさぐる
2023年9月26日
うつ病の発症の原因とその症状をさぐる
目次
うつ病の発症の原因とその症状とは!
現代はストレス社会です。現代社会は、時の流れとともに大きな変化を繰り返しています。
その変化の繰り返しが時としてストレスとなって行く事がありますので、現代社会はストレス社会とも言われています。
そのストレスが適度であれば、頑張ろうとは励みになります。
しかし、その範囲を超えてしまうと心のバランスが崩れていきます。
その結果、うつ病等を発症する事があります。
うつ病を発症する事により、本来の自分が失われて様な感覚になり、お仕事や家事・育児などが出来なくなっていきます。
そこで、今回はうつ病の発症の原因とその症状に付いて、お話していきます。
うつ病の発症の原因とは、
私たちは何気ない日々の繰り返しを行っています。
しかし、時として予測出来ない出来事や、なにか行おうとする時に思うように行かない、行き難い事が起きて来ます。すると、その事がストレスになっています。
そこで、なんとかしようと対策を行いますが、その時に旨く対応できると、そのストレスは回避されます。
しかし、その対応が旨く出来ないと、なんとかしなくては、このままではいけない、と焦り、どうしよう・どうしよう、としてしまいます。
すると、その事が原因となり、うつ病を発症して行く事になります。
うつ病を発症するとそれぞれに特有の症状が表れます。
その具体的な症状は個人差がありますので、その判断には注意が必要となります。
うつ病の症状を分類すると
(A)精神症状、
(B)身体症状、
(C)態度・行動の変化
これらのうつ病の症状を理解して、その対応に応じる事が求められますので、基本的な知識として、是非知っておいて欲しいい事です。
精神症状
前頭前野、扁桃体、海馬、大脳辺縁系などに関連する精神症状があらわれる。
抑うつ気分=強度の気持ちの沈み、ゆううっ感。
悲哀の感情=感情は悲哀的になりやすく、ささいなことも悲観的になる。嬉しいことにも反応しない。涙を浮かべたりすることが多い。
疲労感=肉体労働をしないのに、疲労感が強い。
意欲がない=無気力、何もしたくない。
思考力・集中力の減退=考えがまとまらない、仕事などに集中できない。自信がなく決断力が非常に鈍る。記憶、判断、計算などの活動も低下する。
無価値観=周囲の者はみな自分よりすぐれていると考え、強い劣等感を抱くようになる。自分の将来、体力、能力など、
すべてに自信はなく、悲観的に考える。
希死念慮、自殺念慮=「死にたい」と思う。
妄想が起きることもある。= 事実ではなく、誤った想像である。
☆心気妄想(自分が不治の病気になっていると誤解し、信じる。)
☆貧困妄想(そんな事実はないのに、貧乏になったと信じる。)
☆関係妄想(他人にうわさされている、ジロジロ見られているという信念)
☆被害妄想(人にいじめられる、殺されるという誤った信念)
●不安症状=突然、意味もなく不安が襲ってきます。
☆仕事に関する不安(これからどうなるのか。)
☆健康に関する不安(どうなってしまうのか。)
☆家族に関する不安(これからどうなるのか。)
●パニック症状=突然、身動きが取れなくなってします。
☆乗り物に乗れない(電車・バス・車・飛行機等)
☆狭い場所に行けない(トンネル・美容院・スパー等)
☆人の集まる場所に行けない(会議・集会・講演会等)
身体症状
自律神経系の失調、ストレスホルモンの影響などにより、身体症状があらわれる。
睡眠障害=寝付きが悪い、朝早くめがさめる、眠りが浅い、など。
食欲低下、性欲の低下という生命活動に関する欲望が低下する。
胃腸障害=下痢、便秘、腹痛。
痛み=頭痛、胸痛、筋肉痛、四肢痛などの痛み。
●その他自律神経失調症に似た症状
●鉛様麻痩感、過食、過眠 く非定型うつ病>
態度・行動の変化
このような症状のために、態度、行動の変化がみられる。
外出したくない、人に会いたくない。閉じこもって何もしない、職場に行けない。
まじめで働いていた人の仕事の能率がおちてくる。約束をたがえる。
学生の成績が下がる。登校できない。
楽しめていたことが楽しめず好きな事をしない。
つらさをまざらそうとして、非行に走る。
自殺行動=「死にたい」という気拝から自殺を試みる。
拒絶過敏性による対人関係で感情的反応<非定型うつ病>
私たちの目的は症状の完治
私たちは、うつ病の辛い症状を、緩和させたり改善する事を目的にしているのではありません。
私たちの目的は、うつ病の辛い症状の完治を目指しています。
私たちの言う完治とは、
1、お薬などを飲まずに通常の生活が送れる事。
2、この病気の怖いのは再発です。(その再発が起きない自分を作る事。
ですから、うつ病の症状をお持ちの方は、是非、一度ご相談ください。
そして、本来の自分を取り戻して、あなた自身の役目・役割を果たす事によって、より豊かな社会づくりに貢献できる自分になってください。
その事が、私たちの願いでもあるのです。
この記事は以下の方が執筆しています。
佐藤福男
〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所) マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会) 一般旅行業取扱主任者(国家資格) 〇役 職: 非営利型一般社団法人マインドフルメイト代表理事・ マインドフルネス学校 学校長
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