うつ病になると、どうなるのか、

2021年1月31日

うつ病になると、どうなるのか、

 


仕事ができなくなるとか、人との会話をできなくなるとか、様々な症状が起こって来ます。

また、そのような状態がなかなか改善しないとか、くり返し起こる事により、死にたくなるというような症状が起きて来ます。


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ではなぜ、うつ病になるのでしょうか。

うつ病が起きる仕組み

ストレスを受ける出来事(有意識・無意識)があって、対処できないとか、見通しが立たない、耐えられないと思うと、次のような、つらい考えを繰り返すことが多くなって来ます。

解決策が見えず、不快な状況が持続してしまいます。

A)繰り返されると「うつ病」になりやすい考え=不満、嫌悪、怒り、憎しみ、後悔、悲哀、絶望などの感情を起こす思考


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このような考え、感情はけして悪いわけではなくて正当なことが多く、短時間で、回数が多くなければ、うつ病になることはありません。


また、このような考えを起こすと以下のような身体反応が起こります。

★(1)交換神経が興奮する。

★(2)副腎皮質から
ストレスホルモンが分泌される。

交感神経の興奮やストレスホルモン(コルチゾール、ゲルココルチコイド)が分泌されると、身体の反応(胸がくるしく感じたり、心臓がドキドキしたり、呼吸が荒くなったり)があったり、気分が悪くなったりします。

それを感じて、つらい考えを繰り返す事があります。

 


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感情が起きたり、交感神経が興奮したり、ストレスホルモンが分泌されても、考えることをやめたり、具体的な解決策がみつかると、この循環がとまる。

 


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しかし、解決策がないままに、不満、嫌悪などの思考を繰り返えすと、うつ病になるリスクが高まります。

 

精神症状のしくみ


(1)自律神経の持続的興奮

自律神経失調

内臓などに症状

精神症状


(2)ストレスホルモン

前頭前野や大脳辺縁系などが傷つく

精神症状

不安障害やパニック障害のしくみ

(パニック障害、対人恐怖、全般性不安障害、外傷後ストレス障害など)の場合は、急に起きる不安、恐怖の感情や身体反応(心臓のドキドキ、胸の痛み、息苦しさなど)、発作(パニック発作)を嫌って、行動が制限(回避、逃避)されます。

 ストレスホルモンの過分泌の影響

ストレスを受ける出来事があると、嫌悪、不満、後悔、悲哀、絶望、怒りなどの感情を起こすような思考を繰り返す。

そうすると交感神経や副腎皮質が興奮する。

交感神経が興奮することが繰り返されると、種々の身体症状があらわれます。

また、うつ病患者の前頭前野や海馬(記憶の形成)の容積が小さいと言われています。

副腎皮質が元進して、ストレスホルモンが分泌され続けると、前頭前野や海馬の細胞を傷つけてしまうようです。

前頭前野や海馬のネットワークを形成する樹状突起スパインが減少するとか、グリア細胞が減少すると言われています。

うつ病患者の前頭前野や海馬(記憶の形成)の容積が小さくなるのは、そのためかもしれません。

そうすると、前頭前野や海馬の機能低下の症状があらわれるようです。

心理的ストレス

感情が起きる

ストレスホルモンが分泌

前頭前野、海馬の機能がそこなわれる

精神機能の低下(集中できない、意欲ない、など)

 

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さらに、このような精神症状や身体症状を感じて、つらい思考をくり返していると治りにくい状態になって行きます。

前頭前野の働きとは

○感情脳を抑制したり、調整したりする。

○衝動の抑制、規範に則った行動、適切な行動の選択。

○思考、創造、他人とのコミュニケーション、意思決定。

○感情の制御、行動の抑制。

○記憶のコントロール、意識注意の集中、注意の分散。

○意欲、自発性、喜び。


○ワーキングメモリ。(作業記憶)

うつ病になると、こうした機能が低下してしまいます。

 

うつ病を治して行くマインドフルネスとは、

 

この記事は以下の方が執筆しています。

佐藤福男
〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所)  マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会)  一般旅行業取扱主任者(国家資格)  〇役  職: 非営利型一般社団法人マインドフルメイト代表理事・ マインドフルネス学校 学校長