うつ病とマインドフルネスの思想 Web書籍 出版

2024年5月31日

うつ病で悩む方を1人でも多く救いたい!

目次

初めまして。私は山梨県在住で、非営利活動法人マインドフルメイトの代表をしております佐藤福男と申します。

非営利活動法人マインドフルメイトは、うつ病やストレスなどで悩んでいる方々に向けて、自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く方法としてWeb書籍「うつ病とマインドフルネスの思想:病院に行ってもなかなか良くならないと感じているあなたへの指南書 Kindle版」を2024年4月1日に出版致します。

本書は、2010年から蓄積してきたマインドフルネス心理療法の記録から、具体的な症例と体験談を踏まえて、マインドフルネスの研究・調査・活動の報告として解説を添えて1冊の本にまとめたものです。

現状、こころの病気は、誰にでもかかる可能性のある病気であり、国内で約419万人の患者がいます(令和4年)。しかし、日本の精神科の学会ではうつ病や不安症(不安障害・パニック障害)は克服できない病気とされています。

このような状況下で、私は、うつ病やストレスなどで悩む方々が、マインドフルネスの呼吸法により、自律神経を整え自分の状況を客観的に理解すること、そして薬を飲まないで普通の生活を送り、かつ再発を繰り返さない自分になることを支援したいと考えるようになりました。そこで、この度、解決策の1つとして、「うつ病とマインドフルネスの思想:病院に行ってもなかなか良くならないと感じているあなたへの指南書 Kindle」を出版することにしました。

精神疾患を有する総患者数は約419.3万人(入院:約30.2万人、外来:約389.1万人)
第13回 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(厚生労働省)
R4.6.9(https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000940708.pdf)を加工して作成

私自身にも、重度のうつ病を患った知人がいました。一緒に多くの病院を訪れましたが、薬を処方されるだけで根本的な改善がみられませんでした。しかし、マインドフルネス講座を受けた結果、7~8回の参加後、知人の目に輝きが戻り、最終的には通常の生活を送ることができるようになりました。

今回のWeb書籍販売を通して、こころの病気に悩む方々が、マインドフルネスを正しく活用することで、自己治癒力を高め、症状の改善につながるよう支援したいと思っています。うつ病や不安症(不安障害・パニック障害)等で悩む方の手助けのきっかけとしていただけましたら幸いです。

・書籍情報

■書籍名:タイトル:うつ病とマインドフルネスの思想

サブタイトル::病院に行ってもなかなか良くならないと感じているあなたへの指南書 Kindle版

■著者:非営利型一般社団法人マインドフルメイト 代表理事 佐藤 福男
■内容:本著では、2010年からの14年間の活動を基に、うつ病とマインドフルネスの真髄に触れ、より多くのうつ病や不安症、強迫神経症等で悩める方々の実例をもとにマインドフルネスの背景をまとめていきます。どのような経緯で参加し、どのような取り組みをし、どのように回復して行ったのかを検証データや図表を含め、わかりやすく解説します。そして、自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く方法を示しています。
■購入方法:アマゾンブック(https://www.amazon.co.jp/)で「マインドフルメイト」と入力 ※2024年4月1日発売

・本書の紹介

・自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く方法

タイトル:うつ病とマインドフルネスの思想

サブタイトル:病院に行ってもなかなか良くならないと感じているあなたへの指南書

・本書の紹介の目次
第1章「本著の特徴について」
第2章「心のバランスを崩して苦しむ人が多い」
第3章「うつ病発症のメカニズム」
第4章「自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く方法」
第5章「マインドフルネスの具体的な事例

第1章 本著の特徴について

うつ病やストレスなどにより、心の病や心のバランスが崩れてしまい苦しむ人が増えています。そのような現代社会を背景に、薬剤に頼らず低リスクで、より多くの精神疾患の方が「自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く」事が出来るようにサポートできるマインドフルネス心理療法について具体的に述べています。
その中で、マインドフルネスの真髄に触れ、より多くのうつ病やストレス等で悩める方々の実例をもとにマインドフルネスの実像について述べています。

  • 私たちについて

私たちは、社会貢献や地域活動・福祉活動などのボランティア活動を行っている団体です。現在では、医師の診断を受けて処方される薬などを服用しても、なかなか症状の改善がみられないうつ病やストレス等で悩む方々を手助けしています。

その活動目的は、「自殺防止・うつ病の対策」です。マインドフルネスを活用して世界の多くの方々の幸せと健康を気づいていくことを目指しています。

  • マインドフルメイトの沿革

・2010年 マインフルメイトを設立、自殺防止・うつ病対策の相談会を始める
・2015年 非営利型一般社団マインドフルメイトとなる

・14年間に600名以上の方のご相談を伺い約380名以上の方をサポートして来ました。
・現在では、うつ病やストレスなどで悩める方々に向けて、本来の生活を取り戻し、自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く事を目指していただくため、マインドフルネスの指導に注力しています。

第2章 心のバランスを崩して苦しむ人が多い

心のバランスを崩して苦しむ人が増えています。学校や会社、友人関係、プライベートなど「ストレスから逃げられない社会」と言われる現代社会において、うつ病は身近な病気となっています。

本著では、ストレスから逃げられない社会が生み出す「現代社会のうつ病」についてピックアップし、現代社会におけるストレスから逃げられない社会でうつ病から身を守る術をお伝えしています。

  • ストレスから逃げられない社会とは

ストレスから逃げられない社会とは、学校や職場、交友関係、親戚付き合いなど、あらゆる場面でストレスを感じ、ストレスを発散する場所すらない社会のことです。

ストレス発散ができない状態で、ストレスが一方的に感じてしまうと、いつかストレスを起因とするうつ病などの精神疾患が発症する確率が高くなって来ます。

  • 現代社会のうつ病

現代社会のうつ病は、従来のような「いつかは治る」と言った単純な病気ではなく、人それぞれの発病原因を持つため、回復が難しくなっています。

例えば、学生と社会人のうつ病を発症された方では、その原因も回復までに必要なプロセスも全く異なります。

それぞれの日頃のストレスから、交感神経が活発になり、自律神経に変調を起こし、これを繰り返した結果、精神的に病んでしまいます。

このような発病の原因が複雑かつ回復が難しいうつ病が、「現代社会のうつ病の特徴」です。

第3章 うつ病発症のメカニズム

うつ病が発症してしまうメカニズムは、先ほどもお伝えしたとおり複合的な要因が絡み合っています。そのため、単に何か一つの原因がうつ病発症を招いているわけではありません。

また、うつ病患者さんによってそれぞれの発病原因があります。その方の生育状況や職場の環境や学校でのいじめなどストレスを感じる原因は一概には断定できません。

しかし、全てのうつ病に悩んでいる方々の共通点として、過度なストレスや日々の生活で心のバランスが崩れているなどの、精神的に不安定な状況にある事が原因の一つとしてあります。

  • うつ病発症後のサポート

では、うつ病発症後のサポートはどのようにすればいいのか。

もちろん、まずは、病院を受診することが大切です。ただ、病院に行く事が不安だったり、処方薬の効果や副作用の心配などの方が多い現実が多々あるようです。

本著では、自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く「マインドフルネス心理療法」を提唱しています。心を落ち着かせる「副交感神経」を優位にし、心を緊張させストレスを感じやすくする「交感神経」を抑制する呼吸法など、座禅の手法をベースにした精神療法を行います。

第4章 自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く方法とは

先ほどもお伝えした複雑な病気である「うつ病」を始めとする精神疾患に遭遇しても、自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く方法としての精神療法です。

本著では、自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く方法としてマインドフルネス療法の真摯に対応しています。うつ病を未然に防ぐ方法とは異なり、私たちが提供しているマインドフルネスは

うつ病などを発症後でも効果が期待できる精神療法です。

本著の中では、マインドフルネスによる「自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く方法」として具体的な方法を紹介しています。

  • 私たちが提唱するマインドフルネス療法とは

マインドフルネスのルーツは日本の座禅にあるとされています。従来の日本における座禅には主に宗教的な意味を込めて、二つの宗派が存在しています。

しかし、マインドフルネスとは、それら二つの宗派とは異なり、座禅をもとに宗教的な意味を除いた精神安定の効果に着目した手法と言われています。

現代社会のようなストレス社会において、複雑に変化し逃れることのできないストレスに対しても

「自分らしさを失わずに、自分らしく生きて行く方法」として対応しています。

  • マインドフルネスと宗教の違い

宗教とは、科学的に説明できない自然の力を超えた存在を、祈りや物のお供えするなどして「信仰」する思想のことを言います。

宗教団体である条件として、文化庁では定められた要件があります。

一方では、マインドフルネスは発祥が座禅である事もあり、宗教と関連づけられることはありますが、座禅から宗教的意義を取り除いた、一種の健康療法のことです。

そのため、「マインドフルネスは宗教ではない」と言えると考えています。

第5章 マインドフルネスの具体的な事例

本著では、うつ病患者さんなどがマインドフルネス(セッション)への参加事例をもとに、うつ病な等患者さんが参加した具体的なマインドフルネスの事例について紹介しています。

例えば、あるうつ病に悩む大学生の男性がマインドフルネスに参加した際の感想や日頃の生活で感じた自身の心境の変化などについて取り上げています。

マインドフルネスでは、それぞれ方の心のバランスを整えることで、日頃の生活で感じていたストレスや疲れが改善されて、社会復帰を実現できたという方も少なくありません。

〇 最後に
あなたが自分のありのままを受け入れることで毎日を穏やかに、そして豊かに生きるための指針を提供します。この一冊が、あなたの人生に新たな光をもたらし、心豊かな毎日へと導くことを祈っています。

・マインドフルネス心理療法とは

マインドフルネスはアメリカでの臨床試験で、ストレスの影響により発症するうつ病や不安障害・パニック障害・PTSDなどに効果があるという結果が出ています。
マインドフルネス療法はストレスを排除するのではなく、ストレスを受けても自ら克服していく心のトレーニングを行い、ストレス症状の緩和を目指す療法です。また、訓練でマインドフルネスを身につけることによってストレス症状の再発防止にもなっており、即効性があるわけではありませんが、自分らしく生きて行く事を目指すことができます。

・非営利活動法人マインドフルメイト発足の歴史

私は20代の頃からさまざまなボランティア活動に取り組んできました。今後、どのようなボランティア活動に関わっていくべきか模索していた時、うつ病で苦しむ人々がマインドフルネスを通じて回復していく様子を目の当たりにし、「多くの人々が長年にわたってうつ病や不安障害、パニック障害などで苦しんでいるのに、こんなに早いペースで回復していくのか」と衝撃を受けたことから、マインドフルネスを通じて人々の役に立ちたいと考えるようになりました。そこで、マインドフルネスの指導を受け、うつ病や不安障害、パニック障害に悩む方々を支援する活動を開始するために、2010年にマインドフルメイトを立ち上げました。そして2015年に非営利型一般社団法人マインドフルメイトとなりました。

・団体情報

非営利活動法人マインドフルメイトhttps://mindfulmate.jp
住所:〒400-0104 山梨県甲斐市龍地798-165
代表:佐藤 福男(さとうよしお)

TEL:090-8804-5593  メール:info@mindfulmate.jp
<実績:14年間で900回以上セミナー開催、約600名のご相談対応>

【リンク】

マインドフルネス‐オンライン講座:https://mindfulmate.jp/online-course/

マインドフルネスの効果の検証:https://mindfulmate.jp/evidence/