なぜ、うつ病になってしまうのか

2023年9月25日

なぜ、うつ病になってしまうのか

うつ病や不安症害、パニック障害、PTSDになると、仕事ができなくなるとか、人との会話をできなくなるとか、死にたくなるなどの症状が起きて来ます。また、色々な身体症状も表れて来ます。

なぜ、このような症状が起こるのでしょうか。

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うつ病や不安症害、パニック障害、PTSDが起きる仕組み

ストレスを受ける出来事(有意識・無意識)が起こりその対処がうまくできないとか、見通しが立たない、耐えられない等と思うと、つらい考え(自動思考)を繰り返すことが多くなります。

そして、その解決策が見えずにいると、不快な状況が持続してしまいます。

このような考えや感情は、特に悪いわけではなくて正当なことが多いのですが、短時間で起こり、回数が多くなければ、うつ病にはなりません。

ストレス反応の仕組み

このような考えを起こすと、
(1)交換神経が興奮する。
(2)副腎皮質からストレスホルモンが分泌されます。

      ↓
交感神経の興奮やストレスホルモン(コルチゾール、グルココルチコイド)が分泌されると、
〇身体の反応(胸がくるしく感じたり、
〇心臓がドキドキしたり、
〇呼吸が荒くなったり、気分が悪くなったりします。


それを感じて、つらい考えを繰り返すことがあります。


ストレスのある出来事(解決策なしノ見通し立たず)

思考

感情の興奮

交感神経/ストレスホルモン

身体反応や気分悪化

これをいやがる

またつらい考えが繰り返される


感情が起きたり、交感神経が興奮したり、ストレスホルモンが分泌されても、考えることをやめたり、具体的な解決策がみつかると、この循環が止まります。

 

 

しかし、解決策がないままに、


不満、嫌悪などの思考を繰り返えすと、うつ病や不安症害、パニック障害、PTSDになるリスクが高まります。

★(1)自律神経の持続的興奮

自律神経失調→身体症状(内臓等に症状)
★(2)ストレスホルモン

前頭前野や大脳辺縁系などが傷つく

精神症状(うつ症状・不安やパニック症状など)不安症(パニック障害、対人恐怖、不安障害等)の場合は、急に起きる不安、恐怖の感情や身体反応(心臓のドキドキ、胸の痛み、息苦しさなど)、発作(パニック発作)を嫌って、行動が制限(回避、逃避)されるようになってしまいます。


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うつ病を治して行くマインドフルネスとは、

この記事は以下の方が執筆しています。

佐藤福男
〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所)  マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会)  一般旅行業取扱主任者(国家資格)  〇役  職: 非営利型一般社団法人マインドフルメイト代表理事・ マインドフルネス学校 学校長

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