うつ病の緩和から完治へプロセス

2025年5月27日

うつ病の緩和から完治へのプロセス

身症状の表れ方はそれぞれ個々に違います。

うつ病になると集中力の低下・無気力・イライラ・不安恐怖などの精神症状と、頭が思い・肩こり・息切れ・かゆみ・しびれや冷えなどの感覚異常などの、様々な身体症状が表れて来ます。 身体症状の表れ方はそれぞれ個々に違いますので、一概には言えませんが色々な症状が起こります。

例えば、非定型のうつ病では、

例えば、ここ最近に若い人に発症のケースが多い、非定型のうつ病(新型のうつ病)では、まるで鉛がつまったように体が重く、立つのも苦労するほど、全身がだるくなります。 体の病気と思いがちですが、鉛様麻痺は非定型うつ病の重要な身体症状です。 また、非定型のうつ病(新型のうつ病)では、特に薬物が効きにくい病気だとも言われています。 病院で処方されるお薬である程度改善される方もいらっしゃいますが、時には、その方の体質などでお薬が合わない方や、薬物治療の副作用など、不安がある方には心理療法は効果的です。

マインドフルネス心理療法は、

現在、病院で処方されているお薬などを続けながら、うつ病の改善から完治を目指します。 そして、かなり回復が見られる状態になりますと、断薬を目指す事も可能ですので、長期間、抗うつ薬を 飲み続けて行く不安からも解消されます。 また、うつ病の再発防止にもとても効果的です。 私たちは、うつ病や不安障害(パニック障害)・PTSD等の、辛い症状の緩和や改善が目的ではありません。 それは、セッションの参加をする事により、私たちが、お願いをしています呼吸法や洞察法を、行なう人は、ほとんどの方は、辛い症状の緩和や改善が始まりますので、その事が目標ではありません。

そこで私たちの目的は完治、

そこで私たちの目的は、「病気の完治」が目的になります。 私たちの言う完治とは、 ①お薬を飲まなくても通常の生活が送れる事。 ②この病気の怖いのは再発を繰り返す事です。 その再発が起こらない自分を作る事です。

その為に、闇雲に減薬には入りません。

減薬に取り組む為にはキチンと計画を立てます。その上で、減薬に取り組んでいただきます。 また、闇雲に呼吸法等を行いません。自身の病気の特徴をキチンと理解していただきます。 その上で、ご自身の対処の方法を身に付けていただきます。(頭で覚えるのではありません。)

うつ病の【緩和から完治】までのプロセス


第1段階:気づきと受容

  • 症状の自覚(疲労感、無気力、意欲低下、不安、涙もろさなど)

  • 「自分は大丈夫」と無理をせず、状態を認める

  • 家族や専門家への相談、カウンセリング・医療機関受診を検討

   ここがとても大切 ー 早期の気づきと適切な受け入れが回復の第一歩


第2段階:休息と症状の安定化

  • 心身の十分な休息とストレス原因からの距離を取る

  • 必要であれば薬物療法で症状の急性期を和らげる

  • 生活リズムの乱れを整え、少しずつ日常を取り戻す

         焦らず、休息することが治療の一部


第3段階:心理療法・内面ケアの開始

  • 認知行動療法(CBT)やマインドフルネス心理療法の導入

  • ネガティブな思考のパターンや自動思考への気づき

  • 感情の波に飲まれず観察する心の態度を養う

        この段階で「症状の軽快(緩和)」が実感しやすくなる


第4段階:行動の再開と社会復帰準備

  • 少しずつ日常活動の範囲を広げる(散歩、趣味、簡単な家事)

  • 小さな成功体験を積み重ねて自己肯定感を回復

  • 無理のない範囲で仕事復帰・社会参加を計画

   失敗や波はつきもの。自分を責めず、段階を意識する


第5段階:再発予防と自己理解の深化

  • 自分のストレスのサインと対処法を整理

  • マインドフルネスやセルフケアを習慣化し心の免疫力を高める

  • 定期的な振り返りと専門家とのフォローアップ

   再発しやすい疾患だからこそ「再発予防」がとても重要


第6段階:完治・回復の自覚と自己受容

  • 以前のような強い症状が消え、感情の揺らぎを客観視できるようになる

  • 「完治=全く落ち込まない」ではなく、不調も受け入れ上手に過ごせる状態

  • うつ病を経験した自分も含め、自分を肯定し直す

   完治とは「不調に強くなる心の習慣」を持った状態

うつ病の緩和から完治へのプロセスを理解する。

ご自身がうつ病の緩和から完治へのプロセスを理解し、 緩和~改善~回復~完治への道筋を歩んでいただきます。 その事により、完治を目指して行きます。 ご自身の、辛い症状を治す事をあきらめないでください。 是非、一度ご相談ください。そして、本来の自分を取り戻しましょう。

〇うつ病を治すマインドフルネス自己洞察法とは(SIMT)

マインドフルメイトの相談会

うつ病の背景には、脳の機能的な変化があり、そこに働きかける手段の一つとしてマインドフルネスが注目されています。薬物療法やカウンセリングと併用しながら、日常に少しずつマインドフルネスを取り入れていくことで、再発予防や回復力の向上に大きな助けとなるでしょう。 脳は変わる。そして私たちの感じ方や考え方もまた、変わっていける。マインドフルネスは、その変化の一歩を静かに後押ししてくれる存在です。 マインドフルメイトでは、マインドフルネス心理療法を用いて、精神疾患の治療及び予防を行っています。その対策や予防が出来ずに過ごしてしまうと症状が長引くと仕事ができない、思うことができないと苦悩したり、悪化すると自殺したい、消えたいなどの気持ちが出てくる人がいます。マインドフルネス心理療法は、アメリカの臨床実験により、うつ病や不安障害やパニック障害やPTSD、摂食障害(拒食・過食)、依存症、家族の不和などに効果があることが確認されています。 以下をご覧ください。(クリック)↓ https://mindfulmate.jp/conference/

マインドフルネスのエビデンス(効果の検証)

マインドフルメイトでは、過去10年以上の活動データを基にエビデンスを制作しています。その方たちは、うつ病や不安障害・パニック障害等の症状で悩む方々になります。私たちは、それらの方々の苦しみの声に真摯に耳を傾け、その人・その人に相応しいマインドフルネスを提供してきました。 その結果が、10年間で600名以上になっていますのでその集約をマインドフルネスのエビデンスとしています。 以下をご覧ください。(クリック)↓ https://mindfulmate.jp/evidence/
この記事は以下の方が執筆しています。 佐藤福男 〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所)  マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会)  一般旅行業取扱主任者(国家資格)  〇役  職: 非営利型一般社団法人マインドフルメイト代表理事・ マインドフルネス学校 学校長 【リンクのご案内】 〇カウンセラー・佐藤さんに聞く「マインドフルネス」実践と“想い” https://mindfulmate.jp/practice-of-mindfulness-and-feelings/ 〇うつ病や不安障害を乗り越えた体験談 https://mindfulmate.jp/impressions-after-the-mindfulness-session/ 〇マインドフルネス相談会のご案内 IN東京都・愛知県・山梨県 https://mindfulmate.jp/conference/ 〇マインドフルネスのエビデンス / 調査・研究・活動の報告 https://mindfulmate.jp/evidence/ 〇マインドフルメイトのサイトマップ https://mindfulmate.jp/サイトマップ