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自殺防止とうつ病対策の講演会 in2015
目次
自殺防止とうつ病対策の講演 会 in2015
【主催】(社)マインドフルメイト
【後援】八王子市 / 八王子市社会福祉協議会
【日時】2015年11月21日(土)13:00~
マインドフルネスのエキスパート3名の先生方にお越しいただき講演会を開催しました。
マインドフルネスと八正道という観点からの解説や、医学博士による医学的な論文等の事を学びつつ、マインドフルネスとはどいうものか、どうしてマインドフルネスが『うつ病』や『パニック障害』等に効果があるのかという内容でお話いただきました。
詳細はポスター画像をクリックしてください。
リンク : 日本マインドライフ協会
講師のご紹介
講師 武田吉康 氏
講演タイトル:マインドフルネスと八正道
経 歴 :株式会社進化計画代表取締役
都立高校在学時より、鈴木大拙研究を開始。 大森実国際問題研究所、太平洋大学事務局長と して渡米。日本ブリタニカ社センタートレーナーとして、 営業エージェント育成2000名。 その後、ベンチャー企業の立ち上げ支援10社。 現在は健康保険組合の医療費適正化のため のITシステムによる支援にとりくむ。
マインドフルネスは、もともと八正道の一つ正念の英語訳である。
マインドフルライフとはカウンセリング手法の一つあるいは、瞑想の人地のパターンということにとどまらず日常生活全般に活かそうというものなので、八正道の他の7つを現代生活に活かせるよう説明する。
講師 大賀英史 氏
講演タイトル:マインドフルネス瞑想とうつ病や
自殺の予防に関する医学文献の解説
経 歴 :東京大学大学院医学系研究科
博士課程及び教育学研究科
(修士課程)修了
国立健康・栄養研究所(室長)を経て、
東京メディカルマインドフルネスセンター代表
日本マインドフルライフ協会(常任理事)、
日本行動医学会(研修委員)
日本ストレス学会、
日本社会福祉学会等の会員 博士(医学)、
修士(教育学)
専門は、認知科学 行動医学
人工知能や認知科学を学んだあとに予防医学の分野に進みました。
宗教的なことは大事ですが、マインドフルネスのメカニズムを科学的に解明し、医学的なエビデンスを大事にしつつ、学びを深め、広めたいと願っています。
訳書:ティックナットハン・リリアン・チェン著 『味わう生き方』(木楽舎)等
講師 大田健次郎 氏
講演タイトル:薬で治りにくい精神疾患を回復する
マインドフルネス心理療法
~うつ病、非定型うつ病、パニック症、PTSDなど
経 歴 :日本マインドフルネス精神療法協会理事長
マインドフルネス総合研究所理事長
日本マインドフルライフ協会理事–
うつ病などを改善支援する日本独自のマインドフルネス心理療法を開発し、カウンセラーの育成を行う。外資系企業で働くうちに、うつ病になるが坐禅で克服。その経験から襌の実践、西田哲学、脳神経科学を応用した日本独自のマインドフルネス心理療法「自己洞察瞑想療法」を開発。うつ病・不安症の改善支援のための講座、資格認定を行う。
著書:「うつ・不安障害を治すマインドフルネス」(佼成出版社)
「マインドフルネス入門」(清流出版)
パネルディスカッション
講演の進行表
マインドフルネスによる自殺防止及びうつ病の予防と対策
講演会及びパネルデスカッション
実 施 日: 平成27年11月21日(土)
実施会場:生涯学習センター(クリエイトホール)12階 視聴覚室
〒192-0082 八王子市東町5番6号 電話:042-648-2231
【進行表】
〇初めのあいさつ 13:00~13:10
〇講演 (時間30~40分) 13:10~13:50
講演タイトル:マインドフルネスと八正道
講師 武田 吉康氏
休憩13:50~14:00
○講演 (時間30~40分) 14:00~14:40
講演のタイトル:マインドフルネス瞑想とうつ病や自殺の予防に関する
医学文献の解説
講師 大賀英史氏
休憩14:40~14:50
○講演 (時間30~40分) 14:50~15:30
講演タイトル:薬で治りにくい精神疾患を回復するマインドフルネス心理療法
講師 大田健次郎氏
休憩15:30~15:50
〇 パネルデスカッション 15:50~16:30
〇 終わりのあいさつ 16:30~16:40
講演会アンケートまとめ
講演会にご出席の方々にアンケートを取らせていただきました。
提出していただいた方のアンケートから抜粋してお伝えいたします。
(1)今回の公演の内容について、当てはまるものをチェックしてください。
●非常に良かった 23.5%
●良かった 31.5%
●普通 13.5%
●あまり良くなかった 4.5%
●良くなかった 0%
●回答なし 27%
合計100%
(2)講演会のご意見やご意見をご自由にお書き下さい。
深かったです。
●専門的で予備知識が必要な話題もあるように感じましたが、マインドフルネス
と八正道の講演が分かりやすく面白かったです。
●大賀先生のお話は個人的に英語の文献を調べることに興味があるので
ためになりました。
●大田健次郎先生がおっしゃってた意欲を持ってあきらめずに、治ると信じて
実践することが大切ということを忘れないようにしたい。
●マインドフルネスに関わる八正道・文献解説、又、大田先生からの話を聞く
事ができ、活かす勇気ができました。
●武田先生の八正道の講義は、深い内容がシンプルに整理されており
分かりやすかったです。先生もとても熱心に話されて、大変興味深く聞く事が
できました。、
●うつが治ったら、支援者になりたいという夢ができた。
●大賀先生のお話は医学文献に関する解説で、専門的で難しかった。
しかし、その後のパネルディスカッションでのお話は面白かったです。
●本を拝見していましたので、直接大田先生のお話が聞けてよかったです。
やはりマインドフルネスSIMTはうつ病に勝と思いました。
皆さん同じ会場で同じ条件で講演を体験されているのですが、その方の持っているスキルや置かれている状況により、さまざまな受け止め方があるのだと改めて分かり、今後の活動に活かして行こうと考えました。
(3)今後、マインドフルネス(SIMT)のこんな講演があったら参加したいなど マインドフルネス(SIMT)講演会の今後についてご意見をお聞かせください。
一般にわかりやすければ良いと思います。ストレスにより前頭前野などに変調が起きた結果、うつやパニック障害が起きているという事も、こういった
トレーニングがあるという事も、以前は全く知らなかったので周知されて安心して入門できれば良いと感じます。
●成果(実績)の報告、(実例)と対応策。
●1dayワークショップ(パワーアップセッション)があれば良いなぁと思います。
また、SIMTで治られた方の体験談を聞かせて頂ける講演会が良いです。
●パネルディスカッションの時間をもっと長くやって頂けると、深い話も聞けていいと思いました。
●HPを拝見しましたが、パワーアップセッション講習会を開催して頂けると幸いです。
ご意見やご感想を伺って、これからできる事を進めて行きたいと考えています。
まずは、昨年行った『パワーアップセッション』を来年春にも行う心づもりでおりましたので
それを実現させる。又、マインドフルネスSIMTで治った人達の体験談やアドバイスをいただける場を作る。というのも今後の課題だと思っております。
また、これからも『うつ病や不安障害はマインドフルネスSIMTで治る』という事をより多くの方にお伝えできるよう、講演会やその他の方法を駆使して実行していこうと考えております。
この記事は以下の方が執筆しています。
佐藤福男
〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所) マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会) 一般旅行業取扱主任者(国家資格) 〇役 職: 非営利型一般社団法人マインドフルメイト代表理事・ マインドフルネス学校 学校長
【リンクのご案内】
〇カウンセラー・佐藤さんに聞く「マインドフルネス」実践と“想い”
https://mindfulmate.jp/practice-of-mindfulness-and-feelings/
〇うつ病や不安障害を乗り越えた体験談
https://mindfulmate.jp/impressions-after-the-mindfulness-session/
〇マインドフルネス相談会のご案内 IN東京都・愛知県・山梨県
https://mindfulmate.jp/conference/
〇マインドフルネスのエビデンス / 調査・研究・活動の報告
https://mindfulmate.jp/evidence/
〇マインドフルメイトのサイトマップ