うつ病の完治を目指して 〜 心と向き合うマインドフルネスのパワー 〜

2024年5月23日

うつ病の完治を目指して 〜 心と向き合うマインドフルネスのパワー 〜


はじめに

こんにちは。この記事にたどり着いてくださったあなたは、今、きっと心のどこかに不安や苦しさを抱えているのではないでしょうか。うつ病という見えない重さは、誰にも言えず、自分でもどうしようもないと感じることが多いものです。

私自身も過去に、同じように長い闇の中でもがき続けた一人でした。そんな中、私が少しずつ心を取り戻すきっかけとなったのがマインドフルネスでした。

今日は、同じ悩みを抱える方に寄り添う気持ちで、私が体験し、学び、支えられてきたうつ病の完治を目指すための心のケア方法をお伝えできればと思います。


うつ病は「心の風邪」ではなく「心の怪我」

よく「うつ病は心の風邪」と言われますが、実際はもっと深いものだと感じます。風邪なら数日で治りますが、うつ病は自分の心がボロボロに傷つき、動けなくなってしまう状態。目には見えませんが、確かに「怪我」をしているんです。

まずは「私は今、心に怪我をしているんだ」と認めること。それは弱さではなく、自分を大切にするための第一歩だと思っています。


マインドフルネスとの出会い

病院の薬も、カウンセリングも、当時の私にはなかなか効果を感じられませんでした。そんなとき、本で偶然出会ったのが「マインドフルネス」。

マインドフルネスとは、「今、この瞬間の自分の心の状態に気づき、そのまま受け入れる」というシンプルな方法。

最初は正直、「そんなことで良くなるの?」と思っていました。けれど、呼吸に意識を向けたり、目の前の景色をじっと眺めてみるだけでも、少しずつ「今ここに自分がいる感覚」を取り戻していけるのです。


マインドフルネスがうつ病に効果的な理由

うつ病のとき、私たちの脳は過去の後悔や未来の不安ばかりを考え続けてしまいます。それがストレスとなり、心をさらに追い詰めてしまうのです。

マインドフルネスを行うと、脳の前頭前野(判断・集中の司令塔)が活性化し、過剰に働いていた扁桃体(不安や恐怖の感情の元)がおだやかになることが、脳科学でもわかっています。

「過去でも未来でもなく、今の自分にそっと目を向ける」ことで、苦しさが少しずつ和らいでいく感覚を味わえました。


無理せず、自分を責めず、少しずつ

マインドフルネスは、何か特別な修行ではありません。ほんの1分でも、1回の深呼吸でも良いんです。

例えば

  • 朝起きたとき、窓の外の空をじっと眺めてみる

  • お茶を飲むとき、その香りや温度をゆっくり感じる

  • 苦しいとき、「今、自分は苦しいんだな」と気づいてあげる

それだけで、少し心がふわっと軽くなる瞬間があります。


同じ悩みを抱えるあなたへ

今、もしあなたが「もう限界かもしれない」と思っていたとしても、それは決してあなたのせいではありません。心が疲れてしまっただけ。

完治を目指す旅は、長いかもしれません。でも、歩みを止めなければ、必ず心に光が戻る日が来ます

私もいまだに揺れる日もあります。それでも、マインドフルネスと出会ってから、確実に心の景色は変わりました。あなたも、どうか自分を責めず、まずは「今の自分」に優しくなってみてください。


おわりに

ここまで読んでくださったあなたに、心から感謝します。このブログが、ほんの少しでもあなたの心を支える一助になれたなら嬉しいです。

もし、興味があれば私が実際に取り組んでいるマインドフルネスの方法や体験談も、今後シェアしていきますね。一緒に、少しずつ前に進んでいきましょう。


マインドフルネス心理療法はうつ病の完治を目指す

マインドフルネス心理療法の実践は、うつ病や不安症・パニック障害、PRSD等の病気の『完治』という

頂上を目指して山を登るようなものです。

うつ病の完治の道に近道はないのです。

そこで大切な事は『短期間にうつ病等が治る』なんて事はありえません。

もし、それで一時的に回復改善したとしても、もっと恐ろしい『再発』の可能性を残す事になります。

完治という山を登っていく時、一気に上ろうとすると途中で動けなくなり悪化します。

完治の道に、近道は無いのです。

少しずつ、くねくねと時間をかけて一歩ずつ着実に登っていきます。

その事は、不安症・(不安障害・パニック障害)、PRSD等の病気も同じ事になります。

完治のを示すのがマインドフルネス心理療法です。

途中で山道に迷ったとき、『こっちだよ』と教えて道しるべになってくれます。

辛くなった時、投げやりになった時、「あきらめるな!」と励ましてくれます。

辛くて苦しくて、一秒一秒が耐えられない時、どうすれがいいかカウンセラーがサポートします。


頂上が見えていても、
なかなかたどり着けないもどかしさもありますが着実に完治という頂上にたどり着ける山道なのです。

うつ病の完治の道を知らない人は、いつまでも山でさまよい辛い思いを繰り返しているのと同じです。

また、完治までたどり着く前に止めてしまうことは、やらなかったのと同じです。

できないなら、できる範囲で、一歩が出なければ半歩でも前へ前へ・・・

マインドフルネスの回復の経緯

 〇 完治を目指しましょう  ⇒ 緩和 ⇒ 改善 ⇒ 寛解 ⇒ 完治

一般に、セッション3~4くらいから回復・改善をし始める人が多いです。

(休職している人はこれくらいから復職するケースが多いです)

セッション7~8で理解が深まります。

セッション10を終わっても完治ではありませんが、マインドフルネスを身に着けることができ、自分で辛い状況を回避できるようになります。

病状の回復とともに「自分を知る」こともできるようになります。

再発しない自分をつくることができるのです。

〇うつ病を克服する為に必要な事とは、

マインドフルメイトの相談会

うつ病の背景には、脳の機能的な変化があり、そこに働きかける手段の一つとしてマインドフルネスが注目されています。薬物療法やカウンセリングと併用しながら、日常に少しずつマインドフルネスを取り入れていくことで、再発予防や回復力の向上に大きな助けとなるでしょう。

脳は変わる。そして私たちの感じ方や考え方もまた、変わっていける。マインドフルネスは、その変化の一歩を静かに後押ししてくれる存在です。

マインドフルメイトでは、マインドフルネス心理療法を用いて、精神疾患の治療及び予防を行っています。その対策や予防が出来ずに過ごしてしまうと症状が長引くと仕事ができない、思うことができないと苦悩したり、悪化すると自殺したい、消えたいなどの気持ちが出てくる人がいます。マインドフルネス心理療法は、アメリカの臨床実験により、うつ病や不安障害やパニック障害やPTSD、摂食障害(拒食・過食)、依存症、家族の不和などに効果があることが確認されています。

以下をご覧ください。(クリック)↓ https://mindfulmate.jp/conference/

マインドフルネスのエビデンス(効果の検証)

マインドフルメイトでは、過去10年以上の活動データを基にエビデンスを制作しています。その方たちは、うつ病や不安障害・パニック障害等の症状で悩む方々になります。私たちは、それらの方々の苦しみの声に真摯に耳を傾け、その人・その人に相応しいマインドフルネスを提供してきました。

その結果が、10年間で600名以上になっていますのでその集約をマインドフルネスのエビデンスとしています。

以下をご覧ください。(クリック)↓ https://mindfulmate.jp/evidence/

この記事は以下の方が執筆しています。

佐藤福男
〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所)  マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会)  一般旅行業取扱主任者(国家資格)  〇役  職: 非営利型一般社団法人マインドフルメイト代表理事・ マインドフルネス学校 学校長

【リンクのご案内】

〇カウンセラー・佐藤さんに聞く「マインドフルネス」実践と“想い”

https://mindfulmate.jp/practice-of-mindfulness-and-feelings/

〇うつ病や不安障害を乗り越えた体験談

https://mindfulmate.jp/impressions-after-the-mindfulness-session/

〇マインドフルネス相談会のご案内 IN東京都・愛知県・山梨県

https://mindfulmate.jp/conference/

〇マインドフルネスのエビデンス / 調査・研究・活動の報告

https://mindfulmate.jp/evidence/

〇マインドフルメイトのサイトマップ

https://mindfulmate.jp/サイトマップ