うつ病を治して行くマインドフルネスとは、
2023年9月25日
うつ病を治していくマインドフルネスとは
「もう頑張れない」「朝が来るのが怖い」「誰にも理解してもらえない気がする」——
うつ病を経験された方は、そんな思いに押しつぶされそうな日々を送ってこられたのではないでしょうか。心の奥に重くのしかかる悲しみや不安。何とかしようと病院へ通い、薬を飲み、それでもなかなか改善が見られず、自分を責めてしまう…。そうした方々のなかで、マインドフルネスという心のあり方に出会って、少しずつ回復の道を歩み出している方が増えています。
では、うつ病を治していく「マインドフルネス」とは何か? どのように心に働きかけ、どんな変化をもたらしてくれるのでしょうか。
・マインドフルネスは「今この瞬間に優しく気づく」こと
マインドフルネスとは、簡単に言えば「今この瞬間に意識を向けて、判断せずに、あるがままを受け入れる」という心の状態です。日常生活の中で、私たちは知らず知らずのうちに「過去の後悔」や「未来への不安」に意識を奪われています。特にうつ病の方は、「あのときこうしていればよかった」「これからどうなってしまうのだろう」という思考に心が縛られ、苦しみを深めてしまう傾向があります。
マインドフルネスでは、そうした思考の迷路から一歩離れて、「今、ここにいる自分の呼吸」「体の感覚」「心の動き」に気づく練習を重ねます。判断や否定をせずに、「ああ、いま私は不安を感じているな」「今、胸のあたりが重いな」と観察するのです。すると、次第に自分の内面との付き合い方が変わり、思考や感情に飲み込まれにくくなっていきます。
・うつ病における「自動思考」とマインドフルネス
うつ病の方には「自動思考」と呼ばれる、瞬時に湧き上がるネガティブな考え方が強く見られます。
例えば、誰かに話しかけたときに相手が素っ気なかったとしましょう。健康な人であれば「忙しいのかな」と思うところを、うつの状態では「自分は嫌われている」「やっぱり私なんて…」と、自分を責める方向に思考が向かってしまいます。この思考のクセが、さらに気分を落ち込ませる悪循環につながるのです。
マインドフルネスの実践では、この「自動思考」に気づく力が養われます。「あ、また“自分はダメだ”って思ってるな」と気づいた時点で、その思考に巻き込まれずに済むのです。気づきによって思考と距離を置けるようになると、うつ状態の回復に大きな助けとなります。
・呼吸と身体を使って「今、ここ」に戻る
マインドフルネスは、決して難しい技術ではありません。特別な道具も場所も必要ありません。呼吸や歩くこと、座ること、食べることといった日常動作に意識を向けることから始まります。
たとえば、呼吸瞑想では「吸っている」「吐いている」と心の中で実況しながら、自分の呼吸を丁寧に観察します。呼吸は過去にも未来にもなく、「今、この瞬間」にしか存在しないもの。だからこそ、呼吸に意識を戻すことで、心も「今、ここ」に戻ってこられるのです。
無意識の呼吸に目を向ける「ゆっくり呼吸法」や、お散歩のゆっくりとした動作を活用する「歩く呼吸(瞑想)」なども効果的です。これらの実践は、心の緊張をほぐし、自律神経のバランスを整える働きもあります。
・マインドフルネスは「心の筋トレ」
マインドフルネスは一度だけで劇的に変わる魔法ではありません。日々の積み重ねが大切です。はじめはうまくできなくても、「気づいて、戻る」を繰り返すことで、少しずつ心の柔軟性や安定性が育っていきます。
たとえば、重たい気分で朝起きたとき、「いま気分が重いな」と気づけるようになります。すると、「ダメだ」「またこの気分だ」と責めるのではなく、「ああ、今日はそういう朝なんだな」と少し距離を置けるようになります。たとえ気分は変わらなくても、「苦しみとの付き合い方」が変わることで、次第に心は軽くなっていくのです。
・薬に頼りすぎず、「自分で回復する力」を育てる
うつ病の治療には、薬が必要な場合もあります。しかし近年では「薬だけでは改善が難しい」ケースや、「副作用がつらい」「根本的に良くならない」といった悩みを抱える方も多く見受けられます。
マインドフルネスは、薬に代わる“自己回復力”を育てる手段として世界的にも注目されています。実際に、マインドフルネスを継続することで薬の量を減らせた、再発を防げたという報告も数多くあります。医師の診断や治療と並行して、こうした心のトレーニングを取り入れることは、再発しにくい回復力を築くためにとても有効です。
・ひとりで抱え込まずに、安心できる場で実践を
マインドフルネスは独学でも始められますが、うつ病の方には安心して学べる指導者のもとで始めることがとても大切です。無理をせず、自分のペースで心と向き合える場があれば、効果的に実践を続けることができます。
私たちのマインドフルネス心理療法では、これまでに650名以上の方に無料相談を行い、心の回復に寄り添ってきました。うつ病や不安障害でお悩みの方こそ、マインドフルネスの力を感じていただけるはずです。
うつ病は「心の風邪」
うつ病は「心の風邪」などと表現されることがありますが、その実態はとても深く、つらいものです。ですが、マインドフルネスは、そんな苦しみのなかにあっても、「今ここにある穏やかさ」に気づく方法を教えてくれます。
どんなに心が沈んでいても、呼吸はあなたと共にあり続けます。
その呼吸にそっと寄り添うところから、回復の旅は始まります。
どうか焦らずに、自分を大切に。
マインドフルネスが、あなたの心に静かな力をもたらしますように。
ご相談にお見えなる方が増えています。
私どもにうつ病やパニック障害・不安障害・PTSDなどで、ご相談にお見えになる方々が次第に増えて来ています。その背景には、辛い症状が出て来た時に病院等に行っても、なかなか改善しなし現実があります。 また、ご相談を伺っていましても、長い期間にわたり悩み苦しんでいる方がとても多い状況です。
欧米のように心理療法が定着していれば、
本来であれば欧米のように精神科と同様に、心理療法が定着している状況であれば、今の日本のように、多く国民がこのように悩み苦しむ事が少ないと思います。
只、今その事を色々言っていても、現実に辛い症状に悩まされている方々にとって、一番大切な事は、辛い症状から解放されて「出来るだけ早くいつもの自分に復帰する事」です。
大切な事は自分らしく生きて事
私達は、一人でも多くの方々に、「本来の自分に戻り、その人でしか果たせない役目・役割を果たして欲しい。」
そのような願いを基に、現在の活動を開始しています。
ですので、うつ病やパニック障害・不安障害・PTSDなどで、
「今は、とても辛い」「今は、何も出来ない」「今は、将来の希望もない」「只、ただ苦しい」。
そんな現実であっても、私達に相談して下さい。
うつ病やパニック障害・不安障害・PTSDなどは、短期間に治ると言う簡単な病気ではありません。
只、慌てずに、焦らずに時間を掛けて取り組んで行く事により、辛い症状の緩和~改善に向けて行く事が可能です。
辛い症状が緩和される事により
仕事に従事出来ない方は、仕事に復帰する事が可能になります。
また、辛い症状が改善される事により今まで考えられない事が考える事が出来ます。
また、取り組む事の出来ない事が取り組む事が出来るようになっています。
私たちの目標は完治
私達の目標は、うつ病やパニック障害・不安障害・PTSDなどの完治です。
完治とは、〇医師から処方されるお薬を飲まずに、〇通常の生活を送れる事を言います。
また、これらの病気には再発が起こります。
マインドフルネスを取り入れることにより、この再発が起こりにくくなって来ます。
マンイドフルネスの呼吸法や洞察法を修得する。
その為に、セッション(回復プログラム)に参加する事により、マンイドフルネスの呼吸法や洞察法を修得していただきます。
マインドフルネスの最大の利点は、一度、身に付けたマンイドフルネス手法を実践する事により、よりクリアーな自分を取り戻し、本来の役目・役割を果たす事が可能になって行く事です。
マインドフルメイトの相談会
マインドフルメイトでは、マインドフルネス心理療法を用いて、精神疾患の治療及び予防を行っています。その対策や予防が出来ずに過ごしてしまうと症状が長引くと仕事ができない、思うことができないと苦悩したり、悪化すると自殺したい、消えたいなどの気持ちが出てくる人がいます。マインドフルネス心理療法は、アメリカの臨床実験により、うつ病や不安障害やパニック障害やPTSD、摂食障害(拒食・過食)、依存症、家族の不和などに効果があることが確認されています。
以下をご覧ください。(クリック)↓ https://mindfulmate.jp/conference/
マインドフルネスのエビデンス(効果の検証)
マインドフルメイトでは、過去10年以上の活動データを基にエビデンスを制作しています。その方たちは、うつ病や不安障害・パニック障害等の症状で悩む方々になります。私たちは、それらの方々の苦しみの声に真摯に耳を傾け、その人・その人に相応しいマインドフルネスを提供してきました。
その結果が、10年間で600名以上になっていますのでその集約をマインドフルネスのエビデンスとしています。
以下をご覧ください。(クリック)↓ https://mindfulmate.jp/evidence/
佐藤福男
〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所) マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会) 一般旅行業取扱主任者(国家資格) 〇役 職: 非営利型一般社団法人マインドフルメイト代表理事・ マインドフルネス学校 学校長
【リンクのご案内】
〇カウンセラー・佐藤さんに聞く「マインドフルネス」実践と“想い”
https://mindfulmate.jp/practice-of-mindfulness-and-feelings/
〇うつ病や不安障害を乗り越えた体験談
https://mindfulmate.jp/impressions-after-the-mindfulness-session/
〇マインドフルネス相談会のご案内 IN東京都・愛知県・山梨県
https://mindfulmate.jp/conference/
〇マインドフルネスのエビデンス / 調査・研究・活動の報告
https://mindfulmate.jp/evidence/
〇マインドフルメイトのサイトマップ