マインドフルネスでなぜうつ病が治るのか
2025年4月14日

マインドフルネスがなぜうつ病の回復に効果があるのかについては、最近の脳科学や心理療法の研究に基づいた明確な理由があります。 以下に、専門的な視点も踏まえて丁寧にご説明いたします。
マインドフルネスで「うつ病が治る理由」
自動思考から距離を取る力が育つ
うつ病の人の多くは、
「自分はダメだ」「どうせ無理だ」
「また失敗する」「人に迷惑をかけている」
といった**否定的な思考(自動思考)**に繰り返しとらわれます。
マインドフルネスでは、この思考に「巻き込まれずに、気づいて離れる」練習をします。
その結果、自動的に浮かぶネガティブな思考を「ただの考え」として扱えるようになり、心が軽くなるのです。
前頭前野が活性化し、感情の制御力が高まる
脳の前頭前野は、感情のブレーキ役。
マインドフルネス瞑想により、この部分の働きが強まり、
落ち込みそうな気分の波に飲まれにくくなったり
衝動的な自己否定から距離を取れるようになります。
うつ病の人の脳では、扁桃体(不安・恐れ)と前頭前野のバランスが崩れていることが多く、
マインドフルネスはこれを穏やかに整えていく働きがあります。
“今ここ”に気づくことで、反すう思考を断ち切る
うつ状態では、「過去の失敗」「未来への不安」が何度も繰り返される**反すう(rumination)**が起こります。
マインドフルネスは、「今ここ、この瞬間に意識を向ける」
というトレーニングを通して、反すうから脱する回路を強化します。
過去でも未来でもなく、「今の呼吸」「今の身体感覚」に意識を向けることが、
心のループからの脱出路になるのです。
自己へのやさしさが育つ
うつ病の背景には、自己批判や完璧主義があることが少なくありません。
マインドフルネスでは、
この“やさしさ”が、うつ病の根底にある**「自分を責めるこころ」**を癒していく力になるのです。
だからこそ、「再発予防」にも効果が高い
うつ病は再発率が高い病です。
しかし、マインドフルネスは
うつ病の「初期兆候」に気づく感覚を育て
自分の心をケアする「習慣」を築くため
予防・再発防止にも非常に有効だと、欧米では特に医療の現場で活用が進んでいます(MBCTなど)。
マインドフルネスでうつ病が治る理由
オリジナル・マインドフルネス心理療法のご紹介
私がご提供するオリジナル・マインドフルネス心理療法は、単なる技法の提供ではありません。 人生を通して深めてきた人間理解と、苦しみに寄り添う姿勢をもとに構築された、心に深く届く実践法です。
私自身、20代から社会貢献を志し、ボランティア活動に力を注いできました。 その中で、うつ病に苦しむ知人がマインドフルネスの実践によって次第に回復していく姿に衝撃を受けたことが、今の活動の原点です。 この出来事を契機に、私の人生の中心は「苦しむ人の心に寄り添うこと」へと移っていきました。
現在では、マインドフルネス瞑想療法士として、うつ病・不安障害・パニック障害・PTSDなど、現代社会に多い心の課題を抱える方々に対して、実践的なサポートを行っています。 活動歴は15年を超え、延べ650名以上の方と出会い、無料相談を通してその心の声に耳を傾けてきました。 病院に通っても改善が見られない方、薬の副作用に不安を感じている方にとって、心の回復に向けた“もう一つの道”として、この療法は支持されています。
このオリジナル・マインドフルネスは、私自身の生い立ち――母子家庭での幼少期、働きながらの学業、家族の介護に専念した14年、そして人生をかけた社会貢献――といったすべての経験から生まれたものです。 理論だけではなく、「人の痛みに共に向き合ってきた実感」が、この療法の根幹にあります。
法人としては2010年に「マインドフルメイト」を設立し、2015年からは非営利型一般社団法人として正式に活動。 現在は甲府・八王子・東京(八重洲・日比谷)・名古屋にて、個別支援・相談会・講座を展開しています。 また、マインドフルネス乃学校の学校長として、未来の実践者育成にも力を注いでいます。
このオリジナル・マインドフルネスは、「心の深い苦しみと本気で向き合いたい」と願う方にこそ体験していただきたい療法です。 単なるテクニックではなく、生きる力を再び取り戻す“道”として、あなたと共に歩んでいけることを願っています。
現代社会はストレス社会
私たちが生きている現代社会は、私達の意向(好むと好まざると)にかかわれず、ストレス社会と言われています
そこで、家庭や職場・学校の人間関係、大切な人や物を失ったことのショック、過去の失敗など発症の原因はさまざまですが、これらの原因によりストレスを受け続けたこと、または短い時間に大きなストレスがかかった事により、うつ病やパニック障害、非定型うつ病、PTSDなどを発病してしまう確率はとても高くなります。 
うつ病などの薬はセロトニン仮説
そこで、ご本人が、たとえ思い当たる原因がなくても、知らず知らずのうちにストレスを受け続けていたという事もあります。
その対策の為に、現在では、病院などで処方されるうつ病などの薬はセロトニン仮説により作られています。
セロトニン仮説では効果が出難い
セロトニンに働きかける薬(SSRなど)でなかなか改善しない方もいます。
なぜなら過剰に分泌されたストレスホルモンが自律神経のバランスを崩した結果、様々に引き起こされる症状に、うつ病やパニック障害、非定型うつ病、PTSDなどを、発病してしまうと、考えられるからです。
うつ病は自律神経の変調
自律神経は、交感神経と、副交感神経で成り立っていますが、ストレスホルモンの加分泌により交感神経が優位になりすぎてしまっている為に、自律神経のバランスが崩れて行きます。
自律神経のバランスを整えていく
そこで、自律神経のバランスを整えていく事により、うつ病やパニック障害、非定型うつ病、PTSDなどの、症状は徐々に回復していきます。
マインドフルネス心理療法SIMT(シムト)では、
交感神経と副交感神経のバランスを整える呼吸法を用い、あるがままを実践して、ストレスホルモンの異常分泌を抑えつつ、
病状を回復、完治を目指します。
マインドフルメイトでは、薬や器具を一切使わず、自分の持つ治癒力を引き出しす心理療法ですので副作用はまったくありません。
どうして病気になったか? どうすれば治るか? については、無料相談会に参加された方にはもう少し詳しくお伝えしております。

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うつ病やパニック障害、非定型うつ病、PTSDなどを治す方法は、理論よ理屈よりもセッションに参加する事により、身をもって理解できます。
マインドフルメイトのホームページでは、セッションを終了した方から寄せられた体験談を載せています。
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〇うつ病を克服する為に必要な事とは、
この記事は以下の方が執筆しています。

佐藤福男
〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所) マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会) 一般旅行業取扱主任者(国家資格) 〇役 職: 非営利型一般社団法人マインドフルメイト代表理事・ マインドフルネス学校 学校長
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〇うつ病や不安障害を乗り越えた体験談
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