自分でうつ病を治して行く効果的な方法とは、
2025年6月20日

自分でうつ病を治して行く効果的な方法とは、
うつ病を治していく為のポイント
うつ病は、なかなか治りにくい病気と言われています。また、仮に治っても、再発を繰り返すと言う特質がありますので、油断ならない病気になります。その、うつ病が発症する最大の要因はストレスと言われています。ここではうつ病や不安障害を治していくポイントを紹介します。

1、うつ病の原因を知る
今ある、ストレスから逃れる事が出来ないと、ストレス症状から悪化するとうつ症状からうつ病になってしまいます。
特に、現代社会はますます複雑化して行きますのでストレス社会とも言われています。すると発症リスクは、ますます高まっていくと考えられます。
そこで例えば、風邪のように発症しても、
〇 何故、風邪を引いてしまったのか、
〇 どうする事が風邪を治して行くのか、
〇 どうする事が風邪を悪化させるのか、
が、わかっていると、なんの迷いもなく、その風邪に対処出来ますので、大きな不安や心配はあまりありません。
しかし、うつ症状やうつ病の場合はどうでしょうか。
例えば、
〇 何故、うつ病になってしまったのか。
〇 どうする事がうつ病を治して行くのか、
〇 どうする事がうつ病を悪化させるのか、がわからない。
となると、手の施しようがないのが現状です。そのままじっと我慢していくしかありません。
唯一、病院に行く事になりますが、病院に行ったからと言って、治って行く確率が極めて低いのが現状ではないでしょうか。
さらに、医師の処方する抗不安薬や抗うつ薬には副作用(依存や離脱作用等)の可能性が高い。
そんな事が、現代社会の実情ではないでしょうか。

2、医師の処方する薬について知る
医師の診断を受けて、投薬治療や電気治療等の処方を受けるにしても、うつ病を治せるかどうかは最終的には自己責任です。
・自分にとって効果があるのか、ないのか
・薬の副作用がどの程度起こるのか、起こらないのか
千差万別ですので、実際に処方してみないとわかりません。
例えば、処方薬の副作用に付いては、医師は責任を取りません。
結果的に、自己責任に置いて、医師の処方をするお薬を服用する事になります。
では、どうすればいいのでしょう
か。

3、自分の病気の特徴を把握する
どんな出来事であっても、その実情を把握できていないと対処法を講じても、いたちごっこになってしまいます。
その為にも、まず、自分自身の今の状況を把握する事が最優先になります。
例えば、
・何が辛いのか
・何が出来ないのか
・何をしたいのか
・何をしたくないのか
・今、こころの中にどんな事が引っかかっているのか
そして、以下のように対処法を考えていきます。
① その為に何が出来るのか
② その為に何が出来ないのか
③ その事に協力者は要るのか
④ その事の最悪のパターンは何か
⑤ 最悪のパターンを受け入れる事が出来るのか
ここまで自分の状況が把握できれば、答えは、おのずと出てくるはずです。

4、何をすべきか考えてみる
「今、自分の置かれている状況は、自分にしかわからない。」と絶望していませんか?
ただ、ただ、慌て、騒ぎ、ふさぎ込み、悩みの渦に巻き込まれていくだけです。
自分の病気の特徴を把握できていれば、
〇 何を、どうすべきかがわかって来ます。
〇 また、何をしてはいけないかがわかります。
その答えは自分の中にあるからです。

5、病気は自分で治すと決意する
主導権は自分が握っているのです。人任せでは治りません。
その為に、
ただ、医師の力を一時的に借りるだけです。医師から薬を提示されても、その薬の効果・効能、また、副作用を確認して
薬を飲む・飲まないは自己責任で決めるのです。
どんな病気も他人任せでは、治る病気も、治りません。
自分で治す、という気構えを持つことがうつ病や不安障害(パニック障害)を治して行く為にはとても大切な事になります。
6、まとめ
今回はうつ病を治していく効果的な方法について解説しました。
ポイントは以下の通りです。
・現代社会の特徴を知る
・医師の処方する薬について知る
・自分の病気の特徴を把握する
・何をすべきか考えてみる
・病気は自分で治すと決意する
こういったポイントを押さえることで、うつ病や不安障害(パニック障害)の改善に向かいます。
「自分ひとりでは難しい」と感じた方は、お気軽にご相談ください。

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