マインドフルネスは適切な指導者の下で行う事が必須になります。
2023年9月25日
マインドフルネスは適切な指導者の下で行う事が必須になります。
目次
私が、マインドフルネス心理療法に巡り合った当時は、まだ、まだマインドフルネスと言う事になじみも薄く、「変な宗教ではないなか」と伺われた事ともある時代でした。
マインドフルネスの認知の経緯
しかし、その後、「マインドフルネスとは、どうやら効果があるようだ」と、専門家の間で徐々に伝わり、次第にマスコミで取り上げる事が多くなりました。
その結果2~3年前頃から、「マインドフルネス」と言う名前だけが、多くの人達に知られるようになって来ました。
しかし、その内容は、まだ、まだほとんどの方が知らないのが現状ではないでしょうか。
例えば、
〇ストレスに効果がありそうだ。
〇マインドフルネスとはヨガと一緒だ。
〇集中力がアップできそうだ。
〇簡単にできそうだ。etc
その際たるものはCD等の販売ではないでしょうか。
その場しのぎの一次のブームでよければ、その方法も間違いではないでしょうが、
自己流の安易なマインドフルネスはとても危険です。
例えば、不安や抑うつ症状などを解消しようと瞑想を始めたにもかかわらず、かえって症状を悪化させてしまう事が起こって来ます。
マインドフルネスは気づきの連続とも呼ばれ、マインドフルネスに取り組む事により、心を静かにあらゆる物事をあるがままに観察し、それによって苦しみの原をクリアーにして行く事を目指します。
受容することが初心者にはとても難しい。
ところが、マインドフルネスの基本となる、受容(そのままに)することが初心者にはとても難しい。
そこに、「ありのままにする」「何も考えない事」と言われると、かえって混乱してしまう為に、さらに、その症状を悪化させてしまうケースが増えているようです。
様々な指導者がいる現実
指導者の中には、具体的な事を言わないケースや、ちょっとしたことでも、事細かに指示するケースもあるようです。
その教え方は、その人により様々で良いと思いますが、指導する相手の、置かれている環境や境遇また特徴を理解する事無く指導者のやり方をただ押しつけてしまうと、かえって、混乱を招く事になりやすいと言えます。
自分に合った指導者を求める大切さ、
こうしたことは、自分がマインドフルネスに求めるものと、実際に取り組んだマインドフルネスの目的が、食い違う場合に起こりやすいと思われます。
そのような事が起こらない為にも、マインドフルネスに取り組む時には、自己流で行わずにマインドフルネスを良く理解している適切な指導者の基で、マインドフルネスの指導を受ける事が必須となります。
この記事は以下の方が執筆しています。
佐藤福男
〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所) マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会) 一般旅行業取扱主任者(国家資格) 〇役 職: 非営利型一般社団法人マインドフルメイト代表理事・ マインドフルネス学校 学校長
【リンクのご案内】
〇カウンセラー・佐藤さんに聞く「マインドフルネス」実践と“想い”
https://mindfulmate.jp/practice-of-mindfulness-and-feelings/
〇うつ病や不安障害を乗り越えた体験談
https://mindfulmate.jp/impressions-after-the-mindfulness-session/
〇マインドフルネス相談会のご案内 IN東京都・愛知県・山梨県
https://mindfulmate.jp/conference/
〇マインドフルネスのエビデンス / 調査・研究・活動の報告
https://mindfulmate.jp/evidence/
〇マインドフルメイトのサイトマップ