マインドフルネスでお引き受けできない方とは、
2025年1月13日

マインドフルネスでお引き受けできない方とは、
私達の始めた「自殺防止・うつ病対策の無料の相談会」も、おかげ様で12年目に入り約680名を超える方のご相談をお受けしてきました。 その具体的な内容をお話する事は出来ませんが、
現在社会の縮図を見ているかのように感じています。複雑化して行く社会、そしてストレス化している社会構造。 現代社会が、まさに病んでいるかの如く思っています。 そのような中ですが、私達は引き受け出来ない病状の方をハッキリ申し上げています。お引き受けできない病名
1、統合失調症 2、躁うつ病(双極性障害) これらの病状の方に付きましては、私達が行っているマインドフルネス心理療法では、回復効果が確認出来ない為に、私達はお引き受けをご辞退させていただいています。 面談当初にその事が不明なケースもあるとは思いますが、その事が判明した時点でキチンとお話をさせていただいています。 また、その事以外にも以下の事に該当する場合は、私達は引き受け出来ない事をハッキリ申し上げています。 
お引き受けできない方
1、本人に、うつ病を治そうとする意思がない場合。 2、私達がお願いしている呼吸方が出来ない場合。 3、セッション(回復プログラム)の参加出来ない場合。 私達は、うつ病の方をお引き受けする以上、改善から回復、そして完治を目指して取り組みをさせていただいています。 私達の行うセッション(回復プログラム)は、薬物を使用したり器具や道具等を一切使用致しません。 人間自信が本来持っている呼吸や自己洞察を高めて回復に至りますので、回復にどうして時間が掛かります。 その期間は少なくても1年から2年間は必要となります。
その為に受け入れ人数にも制限があります。
真剣に「うつ病を治したい。」と考えている人だけを、お受けするスタイルをとらせていただいています。 また、再発の多いと言われているうつ病ですが私達の行っているマインドフルネス心理療法を長い時間を掛けて、
ご自身で身に付けてしまうと再発がしにくいのが利点です。薬の副作用に悩まされない
その効果が疑問視されている、また副作用が心配な薬物療法などの、方法で長い期間辛い症状に悩まされ、再発の不安を抱えて一生涯生活をして行く選択肢を選ぶのか、多少の時間は掛かっても、キチンと回復する手法を選択するのかが、大きな分かれ道だと考えています。
マインドフルネスだけでは適切なサポートを提供できない場合
マインドフルネスは、心身の健康をサポートする効果的な方法ですが、すべての状況や症状に対応できるわけではありません。一部の方には、マインドフルネスだけでは適切なサポートを提供できない場合があります。以下に、マインドフルネスをお引き受けできない、もしくは注意が必要なケースをご説明します。
1. 緊急性の高い精神状態の方
- 対象: 自殺念慮が強い方、重度のうつ状態で日常生活が著しく困難な方、強いパニック発作が頻発する方。
- 理由: これらの場合、マインドフルネスだけでは十分な支援ができない可能性があります。緊急性の高い場合は、医師や精神科専門医、心理療法士などの専門的な介入が必要です。
2. 未治療または治療が不十分な重篤な精神疾患の方
- 対象: 統合失調症、双極性障害(特に躁状態)、重度の強迫性障害など。
- 理由: マインドフルネスが症状を悪化させる可能性があります。特に、過去のトラウマや幻覚・妄想がある場合、自己観察がかえって不安や混乱を増幅させることがあります。
3. 医療的・法的な治療が必要な方
- 対象: 医療的な治療が必要な状態にある方、裁判所や医療機関から強制的な治療を受けている方。
- 理由: マインドフルネスは補助的な手段としては有効ですが、法的・医療的な介入が優先されるべきケースでは、その治療を優先する必要があります。
4. 自発的な参加意欲がない方
- 対象: 他人から勧められただけで、自らマインドフルネスを試す意欲がない方。
- 理由: マインドフルネスは、本人の主体的な意思や興味が重要です。強制的に行うことで逆効果になる場合があります。
5. トラウマ反応が強い方
- 対象: PTSD(心的外傷後ストレス障害)の方や過去のトラウマが未解決の状態にある方。
- 理由: マインドフルネスがトラウマ体験を想起させ、不安やストレスを増幅させる可能性があります。これらの場合、トラウマに特化した治療やカウンセリングが優先されます。
6. 薬物依存・アルコール依存が進行中の方
- 対象: 現在も薬物やアルコールを頻繁に摂取している方。
- 理由: 依存症の場合、まず専門的な治療やリハビリが必要です。マインドフルネスはその後の回復過程で有効になることが多いです。
7. 身体的な痛みや病気が強い方(医療的ケアが必要な場合)
- 対象: 慢性的または急性的な重度の身体的な痛みや病気を抱えている方。
- 理由: 医療的な治療が優先されるべき状況では、マインドフルネスは補完的な役割にとどまります。
対応が難しい方への対応方針
- これらの方には、適切な医療機関や専門家を紹介します。
- 必要に応じて、医師や心理士と連携し、マインドフルネスが役立つタイミングや方法を相談します。
まとめ
マインドフルネスは多くの人々に役立つ方法ですが、すべての状況に適しているわけではありません。個々の状態や症状を正確に判断し、適切なサポートを提供するためには、時に他の専門的な治療を優先することが重要です。お困りの方には、信頼できる専門家への橋渡しを行い、最善のサポートを提供します。
うつ病を治して行くマインドフルネスとは、
マインドフルネスのエビデンス(効果の検証)
マインドフルメイトのエビデンス
マインドフルメイトでは、過去10年以上の活動データを基にエビデンスを制作しています。その方たちは、うつ病や不安障害・パニック障害等の症状で悩む方々になります。私たちは、それらの方々の苦しみの声に真摯に耳を傾け、その人・その人に相応しいマインドフルネスを提供してきました。 その結果が、10年間で600名以上になっていますのでその集約をマインドフルネスのエビデンスとしています。 以下をご覧ください。(クリック)
↓ https://mindfulmate.jp/evidence/
マインドフルメイトの相談会
マインドフルメイトでは、マインドフルネス心理療法を用いて、精神疾患の治療及び予防を行っています。その対策や予防が出来ずに過ごしてしまうと症状が長引くと仕事ができない、思うことができないと苦悩したり、悪化すると自殺したい、消えたいなどの気持ちが出てくる人がいます。マインドフルネス心理療法は、アメリカの臨床実験により、うつ病や不安障害やパニック障害やPTSD、摂食障害(拒食・過食)、依存症、家族の不和などに効果があることが確認されています。 以下をご覧ください。(クリック)
↓ https://mindfulmate.jp/conference/
この記事は以下の方が執筆しています。

佐藤福男
〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所) マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会) 一般旅行業取扱主任者(国家資格) 〇役 職: 非営利型一般社団法人
マインドフルメイト代表理事・
マインドフルネス学校 学校長 【リンクのご案内】 〇カウンセラー・佐藤さんに聞く「マインドフルネス」実践と“想い”
https://mindfulmate.jp/practice-of-mindfulness-and-feelings/ 〇うつ病や不安障害を乗り越えた体験談
https://mindfulmate.jp/impressions-after-the-mindfulness-session/ 〇マインドフルネス相談会のご案内 IN東京都・愛知県・山梨県
https://mindfulmate.jp/conference/ 〇マインドフルネスのエビデンス / 調査・研究・活動の報告
https://mindfulmate.jp/evidence/ 〇マインドフルメイトのサイトマップ
https://mindfulmate.jp/サイトマップ