うつ病や不安障害もこうすれば治る!

2023年9月25日

うつ病や不安障害もこうすれば治る!

目次

 

 

うつ病やパニック障害など不安障害は、ご自身の自律神経のバランスが崩れたことにより引き起こされます。

自律神経は交感神経と副交感神経で成り立っています。

そこで、交感神経が活発になる時とは、
●活動している時 (身体が動いている時)
●緊張している時
●ストレスを感じている時

また、副交感神経が活発になっている時とは、
●活動を中止した時
●休息中や睡眠中
●リラックスしている時

人が活動をしようとする時、交感神経が活発になり、それを止めるとき副交感神経が働く。

そこで、ストレスを感じている時、それを鎮めようと副交感神経が働く。

ころが、ストレスを受け続けたり、強いストレスが加わると交感神経が活発になりすぎ副交感神経の力が弱まります。

また、加えて偏桃体の暴走を起こし、ますます病状が悪化していきます。


バランスが取れている

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ストレスが加わる
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交感神経が活発に・・・
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この、交感神経と副交感神経のバランスを取り戻すと病状は回復します。

 

薬ではできない交感神経と副交感神経のバランスを取る方法

交感神経と副交感神経のバランスを取るには、薬も器具もいりません。

あなたの呼吸の仕方でバランスを取ることができます。

「え?呼吸だけ?」と思われるでしょう・・・。

実は本当に呼吸の仕方を変えるだけで交感神経をおさえ、副交感神経を元気にしてくれるのです。

 

【 交感神経に作用する】
吸う
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【 副交感神経に作用する】
吸った酸素の量と同じだけ吸った時間の2~3倍でゆっくり吐く
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副交感神経を優位にする呼吸法のやり方

うつ病やパニック障害、不安症などで活発になった交感神経をおさえ、穏やかにしてくれるのが副交感神経です。

この弱った副交感神経を元気にすれば良いのです。

交感神経  = 息を吸うときに作用する
副交感神経 = 息を吐くときに作用する

人間は息を吸ったり吐いたり、呼吸しながら交感神経と副交感神経のバランスを取りながら生きています。

感神経が優位(活発)になっているのなら副交感神経を優位にしていけばバランスが取れてきます。

つまり、吸う(交感神経)時間より吐く(副交感神経)の時間を2倍から3倍に長くすると副交感神経に作用して少しずつ優位になっていきます。

胸に吸い込む酸素の量と、吐き出す酸素の量は同じでなければ苦しくなります。

いつものように息を吸ったら、細く長くゆっくり吐き出します。

あまり、ゆっくり過ぎても苦しくなってストレスホルモンが出てしまいますので、苦しくない程度に吐きます。

そして数を数えます。

一回吸って吐いたら1、

二回目は2・・・・10までいったらまた戻る。

これを20分~40分くらい行います。

なぜこの時間なのかといいますと、自然のセロトニンを自ら分泌するには呼吸法を初めてから15分くらいたってからと言われているからです。

この呼吸法を行っているといろんな事が起きてきます。

思考が湧いてきたり、

辛くなったり、

眠くなったり・・・

それら事は、回避し、回復改善するためのちゃんとしたプログラム方法があるのです。

また、ここで大事な事は・・・

呼吸に集中しない。呼吸を意識する。

少しずつ少しずつ副交感神経が優位になりバランスが取れてくると改善回復が見込まれます。

さて、いくら交感神経と副交感神経のバランスを取る努力をしてもストレスホルモンをどんどん出していたら、完治までの時間がかかります。

ですので、マインドフルネスに取り組む時には、焦らずに、また、自己流で行わずにマインドフルネスを良く理解している適切な指導者の基で、マインドフルネスの指導を受ける事が必須となります。


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参照:うつ病・パニック症状・PTSDなど、さまざまな不安症(不安障害)はこうすれば治る!

 

この記事は以下の方が執筆しています。

佐藤福男
〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所)  マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会)  一般旅行業取扱主任者(国家資格)  〇役  職: 非営利型一般社団法人マインドフルメイト代表理事・ マインドフルネス学校 学校長

 

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