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非定型うつ病の私とマインドフルネスとの出会い

非定型うつ病の私とマインドフルネスとの出会い

 

マインドフルネスのセッションに参加をされ、非定型うつ病を乗り越えた方から、セッションの体験談をお寄せいただきました。

 

ご自身の辛い状況、マインドフルメイトとの出会い、どうやって克服していったか回復の経過など、ご本人の文章に一切、手を加えず原文のままご紹介しております。

 

マインドフルネスに出会って

山梨 A.Mさん(女性) 20代  病名:非定型うつ病

マインドフルネス参加期間:2011年12月~2012年10月 セッション終了

 

私の病状が悪化したのが3月11日の東日本大震災が起きた後の事です。

直接東日本大震災と関係があった訳ではありませんが、この日を機に、歯車がかみ合わなくなったのです。 震災の影響で仕事も上手くいかず、イレギュラーな対応ばかりで臨機応変に対応出来ず、さらに、頼りの上司や先輩が異動になり、ストレスのはけ口となっていた彼氏とも別れる事になり、本当に生きる意味や希望・意欲を失いました。

今思うと全てが重なった2011年春でした。

もっと辛い経験をされた方がいると思いますが、私にとっては耐えられない毎日でした。

初期の症状としては疲労感、便秘、不眠(寝なくても眠くない、仕事ができる)、食欲旺盛(おいしいとは思わない)生理不順、軽度の鉛様麻痺感など、さまざまなものでした。 誰にも相談できず、一身上の都合で職場を退社。 大好きな仕事だっただけにさらにショックが大きかったのは事実です。

その後は、さらにひどくなり、外出できない、歩けない、立ち上がれない、過食、過眠(一日平均16時間ぐらい)状況でした。いわゆる鉛様麻痺感(重度)といわれるものがこれと知りました。

 

ここまで来ると死にたくなることも面倒だと考えます。

八方塞がりでまるで生き地獄だと… ちなみに体重が38kgまで落ちました。(身長164cm) ここまで来てようやく自分は病気だと気が付き、精神科を受診。 結果うつ病(自律神経失調症)と分かりました。 そこからは医師の指示通り薬を飲み、臨床心理士のカウンセリングを受けたり、整体に行ったりしました。 少しは良くなった気がするもののたいした結果を得られませんでした。

 

そんな時、ネットでマインドフルネスに出会いました。

私と同じ症状で苦しんでいる人が元通りの生活を送っているというマインドフルネス。

すぐにネットで相談会の予約。

希望の光が少しだけ私の背中を押してくれました。 (本当のところはうつ病のせいで正直行っても変わらないとしか思えない気持ちでしたが…) 相談会の日、カウンセラーの佐藤さんと出会い話を聞いてもらい、受け入れてもらった時は治ったような気になりました。

けれど、そこからがまた少し地獄の日々でした。

おおまかには月に一度セッションに参加し、そこで出される課題を1カ月ごとに少しずつ難易度あげて実施していきます。 それを10ヵ月さぼらずに続けていくと治る。というようなものでした。 最終目的は薬に頼らずに完治を目指す。

 

その言葉に惹かれて死に物狂いで頑張りました。

だいたいTVの特集とかを見ても再発率が高かったり、薬に頼ったり、緩和したり、 そもそも完治は不可能に近いと言われている状態でしたので、完治するなど考えられなかった領域だった為嬉しかったです。(続けられるか心配でしたが…)

呼吸法最初は10分できつかった(汗)。

起床も8時に決めたが、なかなか起き上がれなかった。

目は覚めても布団から起き上がれなかった。

顔も洗えなかった。

布団をようやくたためるようになって寝ないようにする為に毎日たたんで置いた。

ご飯だけは毎食おいしく食べた。(食べる為に生きているかのように)

運動初めはフリフリグッパー1分できつかった。

ウォーキングは頑張った。

食べてばかりいたので動かなきゃと思う一心で2時間ばかり。

何度も身体が動かなくなったり、引き返そうとしたりするのを我慢して歩きました。

15kg近く落ちた体重を支えるのがやっとの身体で歩いたので足を痛めました。

 

 

無理はやはりいけないのだと痛感しました。

その日依頼、フリフリグッパーを頑張りました。

あまり得意ではないので5分で限界。

YOUTUBEでたいして好きではないけれど、 踊りやすそうなAKBとかKARAとか選んで踊りました。 やらないより、やったほうがマシと考えて頑張りました。

あと、初めは15秒でもいいから頑張ろうとか目標は低く小さく。

そのうち出来るようになるという、佐藤さんの言葉を信じて機械的でも構わないから課題は極力こなす努力をすることが大切です。

 

日記は本当に書いていてよかった。

自分というものがどんななのか、知れるチャンスです。

なんでも思い浮かんだ事を書く事が大切です。

課題が出来なくても正直に課題ができなかったと書くと心が楽になります。

やろうと思っても上手く出来ないなんてしょっちゅう。

でも、やろうと思ったからOKです。

それだけで、治したいと思っている証なのです。

実際私も何度かやってないのにやろうとしたから◎って書いたこともあります。

でも、治りました。

(笑) なんで普通の人が出来ることがこんなにも辛いのだろう、とかなんで私がこんな辛い思いしなきゃならないのだろう、とか本当にネガティブな思いしか出てこないのがこの病気の恐ろしいところです。

孤独です。

谷底に落とされて一人孤独との闘いです。

誰にも頼ることはできません。

脱出する方法はマインドフルネスです。

誰にも助けられません。

自分で脱出する方法を習得するしかないのです。

 

私は幸運にもマインドフルネスに出会い

また家族に支えられ、親友にも支えられ、最悪の事態から逃れることが出来ました。

谷底から脱出出来ました。 が、今もあの苦しみを忘れません。

何故なら、まだ再発の恐れがあるから油断が出来ないのです。

まだ吊り橋の上をゆらゆら渡っているような状態です。

だからと言って神経質になるのも ストレスなので何も考えないようにしています。

 

今は病気になる前よりも人生を楽しんでいます。

なって良かったとすら思っています。

これからの人生を自分の為、家族の為、周りの人の為に生きることが出来ます。

一期一会という四字熟語が大好きになりました。

いまこの瞬間を生きる大切さが、マインドフルネスを通じて感じられるようになりました。

本当にマインドフルネス心理療法、

マインドフルメイトがもっともっと苦しい人の身近にあればと願っています。

この記事は以下の方が執筆しています。

佐藤福男
〇資 格 : マインドフルネス瞑想療法士(マインドフルネス総合研究所)  マタニティー / 0才児 指導者資格(幼児開発協会)  一般旅行業取扱主任者(国家資格)  〇役  職: 非営利型一般社団法人マインドフルメイト代表理事・ マインドフルネス学校 学校長