出会って感じた事

 

マインドフルネスのセッションに参加をされ、うつ病を乗り越えた方から、セッションの体験談をお寄せいただきました。

ご自身の辛い状況、マインドフルメイトとの出会い、どうやって克服していったか回復の経過など、ご本人の文章に一切、手を加えず原文のままご紹介しております。

私がマインドフルネスに出会って感じた事

 

神奈川県 K.Aさん(男性) 60代    病名:うつ病

マインドフルネス参加期間:2012年8月~2013年5月 セッション終了

 

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マインドフルネスとの出会い

私がマインドフルネスの事を知ったのは、昨年8月頃でした。

私の体調が余りにも悪かったので困り果てた妻が、どこで見つけて来たのか、こんな話があるんだけど一度相談に行って見ない。と言ってきたのが出会いの始まりでした。

 

最悪の状態でした、

この頃の私は、死ぬ事ばかり考えていて最悪の状態でした。

実際に首を吊ったことも何回かありましたが、いずれも失敗に終わりました。

その後何度となく車や電車に飛び込もうとしましたが、まだほんの少し生きたいという気持ちが残っていたのか、全て直前で足が止まってしまいました。

また、この頃は症状が不安定で薬の種類や強さも頻繁に変わりましたが、症状が良くなって行く兆しはありませんでした。毎日、訳の判らない事を言い、みるみる痩せて行く私を娘は少しづつ避けるようになり、いつの間にか全く顔を会わせる事が無くなっていました。

妻はすっかり困ったのか私が嫌がるのも無視して、佐藤先生に電話で相談の約束をしてしまいました。 約束の当日も、全く行く気になれずもんもんとしていたが、妻の気迫に負け電車に乗りました。

 

 

とりあえず受けて行く事にしました。

相談のあと、講習があると言うのでとりあえず受けて行く事にしました。

しかし私の頭は全く機能をせずただそこに居るだけの状態でした。

帰りに妻が少し続けて行く事を何度も勧めたが、私は決して首を縦には振りませんでした。

しかし、夕食の時、妻の悲しそうな顔を見て、やるだけやって見ようと決めました。

この事が今後、私を飛躍的に変えて行く第一歩になろうとは全く想像もつきませんでした。

 

セッションがスタート

そして、セッションのトレーニングが始まりました。

つらい症状の中でのトレーニングだったので、何をやっているのかも判らず、返ってやる事に強いストレスを感じてしまい最悪でした。 家の中でゴロゴロしたり、よからぬ事を考えたり、絶望感でいっぱいでした。

ただ、そんな中でも呼吸法と自己洞察だけは、やっていると不思議な事に自分の気持ちがとても落ち着きました。 セッション2の後半になると、呼吸法と洞察法が自分のつらい症状をかなりのスピードで回復させているのが、はっきりと判りました。

 

 

少しづつ外出が、

この頃には、全く外に出る事が無かった私が少しづつ外に出るようになりました。

しかし、相変わらず症状は安定せず、絶えず波が起きてきていました。

こんな時は、どうしていいか判らず、とてもつらい思いをしていました。

セッション3.4.5になると、別人になったように急回復して行きました。

それは、回りの人にも、はっきりと判る程でした。

問題を起こす火種となっていた、私の言葉使いや態度も少しづつ、とげがなくなり丸くなって行きました。 呼吸法も60分間も出来るようになり、自信を持って課題に取り組めるようになりました。

 

セッション6からは、

セッション6からは更に日を追うごとに、自分が変わって行くのが判りました。

呼吸法も70分間まで延びました。

僅か10分間延びただけですが、症状の回復に大きく影響したと思っています。

呼吸法もただ漠然とやるのではなく、今、呼吸法を行っていることを、しっかり意識することです。 たったこれだけで私には大変効果があがったと思っています。

呼吸法と並んでとても効果的だったのは、自己洞察法です。 常に自分の心の中をチェックし、今、どんな作用が働いているか、内容は何なのかしっかりと観察し、知る事で自分の取るべき行動が見えてきます。

この頃には、いろいろな人と出会いたいとか興味や仕事もやってみたい等、何かにチャレンジしたいと言う気持ちが起きてきました。

ただ不安もあります。 あまりに急に大きな変化が起きる事で、ストレスがたまり、症状が悪化するのではないかと言う事です。 しかし、私はあえて自分を追い込んで見る事にしました。

定期的に友達と会い、好きな将棋も始め、吹き矢のサークルにも入り、シルバー人材で仕事も始める事にしました。

 

 

セッション終了後、3ヶ月目に入りました。

毎日がとても楽しく、適度な緊張感もあり、大変充実しています。

ただ、今迄の自分と同じだったら長続きしない事は判っていますので、自分なりに決め事を考えました。

内容は (1)楽しむと言う気持ちを忘れない。 (2)勝負にこだわらない。 (3)謙虚な気持ちを忘れない。 (4)口論は避ける。 (5)感謝の気持ちを忘れない。 この5つが守られれば、対人関係が悪くなる事は先ずないと思いました。

これで、皆さんとうまくやっていけますし、長続きさせる自信につながります。

うまく行けば症状の改善にもつながります。 マインドフルネスの手法をプラスする事で、より効果がアップします。

実際に、今の所充分効果が出ていると思います。

 

毎日の生活にも張りが出てきました、

とても、明るく積極的になったと思います。

他にも、良くなった事はたくさんありますが、特に今迄できなかった事が出来るようになった事が一番嬉しいです。

自分で言うのもおかしいですが、本当に大変な思いをして、努力して来たと思います。 とんなに体調が悪くてもトレーニングを休んだ事はありません。

必ず病気を治すという強い気持ちだけはずっと持ち続けていました。

私は毎日生活していてイライラや不快な気持ち、そして感情的になった時が要注意だと思っています。 すっと流せればいいのですが、いつまでもこだわり続けてしまい、まるで別人になったように何かに支配され言葉使いや態度が豹変してしまいます。

私は、こだわる事によって自分の考えや行動が左右されてしまっているのではないかと思っています。 今後の生活の中でも、こだわらないように意識して見ようと思っています。

 

最高の改善策に、

私はマインドフルネスに出会えて、とても幸運だったと思っています。

4年間、良くなったり悪くなったりを繰り返していた私。

ともすればこの世に居なくなっていたかもしれない私。

そんな私を懸命に良くなる方に導いて下さいました、佐藤先生やスタッフの皆様に心から感謝しております。

また、4年間もの長い間私の病気と向き合い、何とか治そうと努力をして下さいました 精神科の先生にも感謝しております。

 

 

最大の功労者は妻かも知れません。

私と共に悩み、苦しんでくれた妻。 何とかしようと、いつも一生懸命になってくれた妻。

そんな妻に心から有難うと言いたいです。

また、道半場ですが、これからも多くの人に支えられながら完治に向けて、更なる努力を続けて行きたいと思っています。

長々とよく判らない文章になってしまいましたが、

自分が思った事、感じた事を率直に書かせて頂きました。

今、受講されている皆様の症状が良くなって行くことを心から祈っています。

佐藤先生、そしてスタッフの皆様、本当に長い間ありがとうございました。

 

【追記】

その後、経過や病状などのお手紙をいただきました。毎日トレーニングを欠かさず行い、病状は無くなり、2013年暮れには断薬に成功!とても喜んでおられました。現在、充実した人生を送られているそうです。

【追々記】

通院終了のお知らせをいただきました。2014年4月 主治医から「治ったので通院はもう終了です」と言われたそうです。私共も、大変嬉しく思っています。よくがんばられました!

 

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